公開日:2024.11.18

葬儀・葬式に贈る供花の種類や相場・マナーの基本を押さえよう

葬儀や葬式の際に贈る花、供花について種類や相場、マナーなどをご紹介していきます。

基本的なルールを押さえていきましょう。

供花を贈る関係性や目的

親族や知人、仕事関係者やその家族が亡くなられ、お花を贈ることを、霊前に花を供えるという意味で供花と呼びます。
供花は、ご自宅に弔問に伺うことや葬儀に参列するかを問わず贈ることができます。
遠方や都合などで葬儀に参列できない代わりに花を贈る方もいますが、直接弔問する場合や葬儀に出る方でも供花を出す方も多いです。
葬儀に出られない方は、お香典に代えて供花する方も少なくありません。
相場は、その方との関係性にもよりますが、葬儀場で指定の花や価格が定められている場合も多いです。
相場としては1対15,000円から2対30,000円くらいからです。

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供花の種類と送り方

供花にはいくつか種類があるので、送る場所や葬儀の規模や種類、ご自身の予算などに合わせて選びましょう。

花輪

花輪は、葬儀会場の外や葬儀会館内、自宅葬などの場合の玄関前などに並べられるものです。
現在でも社葬や大きな一般葬では飾られる場合もありますが、家族葬や自宅葬をはじめ、近年はあまり利用されなくなっています。

スタンド花

スタンド花は、祭壇の左右や葬儀会場内に並べられます。
自由に送れる場合もありますが、祭壇を美しく統一感を持って飾るために、葬儀場や葬儀プランによって、スタンド花の価格やデザイン、色合いなどが指定されている場合も少なくありません。
そのため、まずは葬儀を行う葬祭場などに問い合わせをするのがおすすめです。
指定がある場合、価格などを選び、札に掲げる名称などを告げ、所定の振込先へ入金を行うなど、一定の手続きを取ることで、葬儀会館側でスタンド花を用意して、贈り主を明示して並べてくれます。
特に指定がなく、自由に送れる場合には葬祭場の住所といつまでに届ければいいかを確認し、間に合うように手配します。

アレンジメント

アレンジメントは、祭壇に置く場合や故人様宅やご遺族様のご自宅に贈って飾っていただくのに適したサイズです。
お亡くなりになった直後の枕花として、ご自宅などに贈ることや家族葬や一般葬を行う葬儀場に贈り、祭壇や受付などに飾ってもらうことができます。
葬儀後の後飾り祭壇向けに贈るのにも適しています。
葬儀場に贈ったアレンジメントやスタンド花は、棺の中に入れる花として用いられることや後飾り向けにご遺族がご自宅へと持ち帰るのが一般的です。

供花を贈るタイミングと場所

供花を贈るタイミングは、訃報を知ってすぐ、葬儀の前のタイミングでご自宅へ届けるか、葬儀に合わせて通夜が行われる前に葬儀会場へ届けるのが一般的です。
訃報を知るのが遅く、すでに葬儀が行われていた場合などは、葬儀後に自宅に届けることもできます。
葬儀後も四十九日までは後飾り祭壇を備えるのが基本なので、後飾り祭壇に供えてもらえます。
その後であっても、仏前にお花を供えて困ることはないので、訃報を知った段階で贈ることは可能です。
ただし、亡くなられてから日が経過するほど、ご遺族も日常の生活で忙しくなり、生のお花を受け取るタイミングを逸することもあるので注意しましょう。
生のお花はもたないので、不在で受け取ってもらえないおそれがある場合には、枯れないプリザーブドフラワーにするか、ほかの品物や香典などがおすすめです。

葬儀場への贈り方の注意点

葬儀にあたって供花を贈りたい場合には、葬儀場と葬儀のスケジュールを確認しましょう。
訃報を聞いてから葬儀までの日数は1日、2日ということが多いですが、多くの花屋さんやインターネットのフラワーショップでも即日発送や当日配達に対応しています。
間に合えば通夜、間に合わない場合は告別式に合わせて届くようにしましょう。
通夜が始まる時間や告別式が始まる時間ではなく、会場のセッティングに間に合うように届けるのが基本です。
葬儀場に電話をかけ、何時までにどこに届ければいいか確認しましょう。
葬儀場によっては、祭壇のイメージを統一するため、代金の支払いだけで花を直接受け取らないケースもあるので、事前確認が大切です。

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供花について種類や相場、マナーのまとめ

葬儀や葬式に贈る供花には送る場所やタイミング、葬儀の種類や規模などに合わせて種類を選び、予算や相場に合わせた花を贈るのがマナーです。
葬儀や葬式の会場に送りたい場合には、タイミングが重要になるので、いつまでに届ければいいのかなど、喪主関係者か直接、葬儀場に問い合わせましょう。

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