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葬儀・葬式の服装マナーとは?親族や孫の服装についてもご紹介

2024.10.18 18:28

葬儀は突然生じるものですが、どのような服装で行くことが必要なのでしょうか。
喪服を着るといっても、マナーはそれにとどまりません。
身に着けるものやマナーなども含め、シーンごとに見ていきましょう。

葬儀・葬式の基本マナー

お通夜の服装マナー

人の死はいつ訪れるかわかりません。
亡くなられてすぐに葬儀を行うケースもありますし、亡くなられたのが数日前だとしても、訃報を知るタイミングが遅く、通夜が訃報を聞いた当日の夜といったケースはよくある話です。
仕事が終わり次第、勤務先からそのまま駆け付けるという方もいます。
そのため、通夜については喪服でなくても問題ありません。
喪服に着替える時間がないとはいえ、華美な服装で行くのはおすすめできません。

家族葬での服装はどうすればいい?

家族葬と言われたらどうすべき?参列するかどうかの基準とマナー

通夜の服装(男性の場合)

男性なら、紺やグレーのビジネススーツやジャケットに白のYシャツ、寒色系のネクタイに黒の革靴といった服装で行きましょう。
その日のネクタイの色が明るい色であった場合には、ネクタイを黒に変えるのがおすすめです。
取引先や職場関係者の突然の訃報に備えて、机の引き出しやカバンの中に常に黒のネクタイを入れておくか、コンビニや駅の売店で格安で売っている黒ネクタイを買って交換しましょう。
着替えるのと異なり、ネクタイを交換するだけなら簡単かつスピーディーにできます。

通夜の服装(女性の場合)

女性の場合も、急遽お通夜に行くことになった場合は喪服でなくてもかまいません。
ただし、暗い色のスーツで働いていない場合、明るい色の普段着で行くのは場の雰囲気から浮いてしまうので考える必要があります。
黒のジャケットを用意して羽織る、コンビニで黒のストッキングを購入して履き替える、黒のパンプスに履き替えるなどしたいところです。
職場関連の通夜へ参列する機会が予想される方は、職場に黒のジャケットや黒のパンプスなどを備えておくと、いざというとき役立ちます。
ゴールドや赤など華美な色を身に着けることはNGなので、派手なアクセサリーや髪飾りをしている場合は外しましょう。
赤い口紅なども落とし、メイクは控えめにします。

告別式の服装マナー

告別式は男女とも喪服が基本です。
喪服に身を包むだけでなく、装備品も派手な色のものを身に着けないよう気を付けましょう。
女性の場合、アクセサリーはシルバー系か、涙を意味する真珠を身に着けます。
真珠のイヤリングの金具もゴールドはNGです。
バッグも、黒一色かシルバーの金具が付いたものにし、ゴールドの金具のものは避けましょう。
明るい色の口紅やチークは避け、ラメなどキラキラしたメイク、派手なネイルもNGです。

親族の服装マナーについて

故人の親族として参列する場合は、正喪服を着用するのがマナーです。
正喪服とは、最も格式が高いフォーマルな喪服のことを言います。
男性の親族の場合は、黒のモーニングに黒のネクタイ、和服を身に着ける場合は紋付羽織袴で袴の紐は十字結び、羽織紐や草履の鼻緒の色を黒にします。
女性の場合、和服なら染め抜き日向紋を五つ付けた黒無地の着物に黒帯が基本です。
近年は、喪主や家族、近しい親族の女性でも洋装も増えています。
その場合は、ブラックフォーマルのワンピースやアンサンブルを着用しましょう。

孫の場合

故人の孫として葬儀に参列する場合の服装ですが、学生であれば制服で問題ありません。
たとえば、黒の詰襟の学生服、黒や紺、グレーのブレザーとズボンやスカートの組み合わせで参列できます。
ネクタイやリボンが赤などカラフルな場合は外すのが一般的です。
制服がカラフルな場合やチェックのミニスカートなど、色やデザイン的に葬儀にそぐわない場合や学生服がない場合には、女の子なら黒のワンピースや白のブラウスに、黒や紺のスカートとジャケットなどを羽織りましょう。
男の子なら、黒や紺のブレザーとパンツ、白のYシャツなどで問題ありません。

葬儀・葬式の基本マナーのまとめ

葬儀・葬式の基本の服装マナーは、通夜と告別式で分けて考えることができます。
男性、女性とも失礼のないようにブラックフォーマルを基本に、華美なアクセサリーやメイク、小物などを身に着けないよう注意しましょう。
親族は正喪服が基本ですが、お孫さんは学生服でもかまいません。

 

こちらのコラムの監修者

株式会社プライベートセレモニー
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