お布施の相場は?意味や香典の違いについて解説|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー
2023.11.27
お布施の相場は?意味や香典の違いについて解説
お布施には、いくら渡すべきといった明確な決まりがありません。
どのくらいの額を渡したら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
中には、香典と混同する方もいるかもしれません。
そこで、本記事では、お布施の相場金額、香典との違いなどをご紹介していきます。
お布施というと、金銭を渡すことをイメージされる方もいることでしょう。
実は、お布施とは、仏教における「行」のことなのです。
自分が持っているものを無条件で他人へ与えるという意味があります。
仏教が生まれたインドには、僧侶へお礼をするために汚れた布を僧侶に渡したという逸話があり、これがお布施という言葉が生まれた由来だとされています。
現代におけるお布施は、僧侶に読経をしてもらったり、戒名を付けてもらったりした際のお礼として渡す金銭のことを指しています。
このお布施は、感謝の気持ちとして渡すものであり、僧侶への対価ではありません。
そのため、お布施の額には、明確な決まりが設けられていないのです。
お布施を用意するのは、葬儀を執り行う喪主です。
お布施と混同されやすい言葉として、香典があります。
香典は、亡くなった方へのお悔やみの気持ちを込めて供える金銭のことです。
お通夜、葬儀、告別式などの際に、香典袋へお金を入れて持参します。
お布施はお礼として僧侶へ渡すもの、香典は亡くなった方へ添えるものだと覚えておくと良いでしょう。
お布施の相場額は、葬儀や法事の形態、地域、お寺などによって異なります。
戒名のランクによっては、100万円以上のお布施となることもあるようです。
通夜や告別式などの葬儀の場合のお布施額は、20万~50万円くらいが相場です。
1日葬の相場は、15万~20万円くらいとなっています。
四十九日法要や一周忌法要の相場は3万~5万円、お盆法要の相場は1万~5万円です。
納骨式の場合は、1万~5万円くらいを目安にしてみると良いでしょう。
お布施を渡すのは、葬儀前、もしくは読経が終わった後のお礼のタイミングが良いでしょう。
葬儀社のスタッフがタイミングを教えてくれることもありますので、相談してみてください。
僧侶へお布施を渡す際には、直接手渡しするのはやめましょう。
袱紗、もしくは切手盆に乗せて渡すのがマナーです。
お布施は報酬ではないため、僧侶へ渡す際には、「包む」もしくは「納める」といった言葉を使います。
お布施を包む際には、水引の付いたのし袋は使用しません。
郵便番号が付いていない縦型の白い封筒を用意しておくと良いでしょう。
表書きには「御布施」と書き、下に名前も記入していきます。
中袋には、お布施の金額のほかに、住所、電話番号、名前なども記しておきましょう。
金額の表記については、旧字体を使用してください。
香典では薄墨を使いますが、お布施では濃墨を使用するのがマナーです。
お布施は、読経や戒名などのお礼として、僧侶へ渡す金銭のことです。
お布施の相場は、通夜や告別式の場合が20万~50万円くらいとなっています。
地域、戒名のランクによっては、それ以上の額となるケースもあるかもしれません。
お布施の渡し方やタイミングなどのマナーもありますので、失礼のないように注意しましょう。
もしも、タイミングなどがわからない時には葬儀社のスタッフに聞いてみるのも手です。
まずはお電話でご相談ください。もちろん相談だけでも大丈夫です。
お客様のご不安を解消するために、専任のスタッフが対応いたします。少しでもお役に立てればと思います。