お葬式での挨拶で失敗しないコツとは?挨拶のタイミングや例文もご紹介|コラム(葬儀・葬式のお役立ち情報)|姫路市・太子町で葬式、葬儀、家族葬なら名古山葬儀式場、筑紫の丘斎場の受付窓口であるプライベートセレモニー
公開日:2025.04.15
お葬式での挨拶で失敗しないコツとは?挨拶のタイミングや例文もご紹介
葬儀の際には、参列者、親戚、宗教者に対して、挨拶をしなくてはなりません。
初めて喪主を務める方は、どのタイミングでどんな挨拶をしたら良いかで迷うこともあるでしょう。
本記事では、お葬式での挨拶のタイミング、例文、言葉の意味などをご紹介します。
最初に、葬儀での挨拶のタイミングについて見ていきましょう。
通夜での挨拶のタイミングは、読経や焼香が終わって、宗教者が退席した後です。
通夜に参列してくれた全員に対して挨拶を行います。
可能であれば、宗教者や弔問者を出迎える際にも個別で挨拶をしておくと良いでしょう。
宗教者に対しては、見送り時にも挨拶が必要です。
通夜振る舞いを行う場合は、その前後のタイミングでも挨拶を行います。
告別式での挨拶のタイミングは、告別式が終わった後です。
告別式に参列してくれた全員に対して挨拶を行います。
通夜と同じように、参列者や宗教者に対して、個別での挨拶もしておくと良いでしょう。
精進落としでの挨拶のタイミングは、会食の開始前と終了時です。
開始前の挨拶では、参列者に対しての感謝の気持ちを伝えます。
会食終了後は締めの挨拶となりますので、葬儀が無事に終わったことを伝える挨拶にすると良いでしょう。
葬儀での挨拶で失敗しないコツは、不適切な言葉を使わないことです。
忌み言葉や重ね言葉はできるだけ控えたほうが良いでしょう。
葬儀の挨拶で使わないようが良い忌み言葉は、急死、追って、続いて、消える、浮かばれないなどです。
急死という言葉を使いたいのであれば、突然のこと、急逝などの言い換え表現を使うと良いでしょう。
葬儀の挨拶で使わないほうが良い重ね言葉は、くれぐれも、たびたび、再三、何度も、かえすがえすなどです。
どのような挨拶をしたら良いかわからない場合は、例文や良くあるフレーズを覚えておくのも手です。
故人との関係性やエピソードなどを交えながら、感謝の気持ちが伝わるような内容にすると良いでしょう。
最後に、葬儀での各シーン別に、挨拶の例文をご紹介します。
-お忙しい中、ご足労いただきまして、誠にありがとうございます。
-本日は、大変に丁寧なおつとめを賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで無事に葬儀を執り行うことができました。
些少ではございますが、どうぞお納めください。
・通夜振る舞いでの挨拶例
-本日は、お忙しい中をご参列いただき、ありがとうございました。
皆様方においでいただき、○○も喜んでいることと存じます。
ささやかではございますが、供養のためのお食事をご用意させていただきました。
・出棺での挨拶例
-本日はお忙しい中、○○の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございました。
皆様からのお見送りをいただき、故人も喜んでいることと思います。
故人が生前賜りましたご厚情に対し、厚くお礼申し上げます。
今後とも変わりなきご厚誼を賜りますようお願いいたします。
本日はありがとうございました。
-本日は誠にありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく通夜を終了することができました。
遠方の方もいらっしゃいますでしょうから、この辺で終了といたします。
明日の告別式は、○○時より執り行います。
何卒よろしくお願い申し上げます。
・精進落としでの挨拶例
-皆様にお力添えをいただいたおかげで、滞りなく葬儀を済ませることができました。
皆様への感謝と慰労の思いを込めまして、精進落としの席を用意させていただきました。
・献杯での挨拶例
-本日は、ご参列いただきまして、誠にありがとうございました。
故人を偲び、皆様に献杯をお願いしたいと存じます。
ご一緒にご唱和くださいませ。
献杯。
ありがとうございました。
■まとめ
葬儀の挨拶のポイントは、忌み言葉や重ね言葉などを避けることです。
急死、何度も、かえすがえす、続いて、消えるなどの言葉は、不幸が重なること連想させますので、できるだけ避けるようにしましょう。
長すぎる挨拶は、聞く側の負担となってしまいます。
5分以内に収めることも大事なポイントです。
故人様との関係性やエピソードなども交えながら、参列者や宗教者への感謝の気持ちが伝わるような挨拶の内容を考えてみてください。
まずはお電話でご相談ください。もちろん相談だけでも大丈夫です。
お客様のご不安を解消するために、専任のスタッフが対応いたします。少しでもお役に立てればと思います。