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2024.04.09

家族葬で知っておきたい葬儀のマナー【職場・友人編】

家族葬と言われたら、会社や近所の人はどうすればいいのでしょうか。

職場や友人の場合のマナーについてご紹介します。

葬儀のマナー

家族葬にて故人の職場関係者の場合

現役で働いている方が亡くなられた場合、職場の同僚はどうすればいいのでしょうか。
家族葬であることを伝えられ、供物や香典は辞退する旨が案内された場合は、葬儀への参列はもちろん、自宅への弔問や供物や香典を送るのも控えるのがマナーです。
多くの人から香典を送られると、香典返しなどの手間がかかるので、ご遺族が家族葬を選択した事情も踏まえ、送らないのがマナーと言えます。
会社として供花や弔電を送りたい場合は、ご遺族に確認を取るか、家族葬を行う会場に問い合わせてください。
遠慮された場合には控えます。
ただし、故人の職場関係者の場合、長年にわたって交流があったなど、どうしても弔いをしたい方もいることでしょう。
その場合は、家族葬が終わり、ご遺族が落ち着いた段階で個人的に弔問するか、香典を送ってもマナー違反とは言えません。

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遺族の職場関係者の場合

故人とはまったく面識もないのに、ご遺族の職場関係者が葬儀に参列することや職場の有志一同などとして香典を送る風習があります。
一般葬ならそれでもいいですが、家族葬の場合は参列や香典、供物を送るのは避けましょう。
弔電や供花なども送らないようにします。
ご遺族が安心して弔事休暇を取れるように配慮すること、職場に復帰した時にお悔やみの言葉をかけてあげること、職場として就業規定などにもとづき弔慰金を払うことが大切です。

故人の友人の場合

一般葬の場合、故人とは面識がなくても、友人の親が亡くなった、友人の家族が亡くなったからと参列するケースが少なくありません。
一方、家族葬の場合には参列は控えてください。
もし、故人とご遺族と家族ぐるみの友人であった場合には、ご遺族のほうから参列してほしいと声がかかる可能性があります。
この場合は参列して問題ありませんが、ご遺族から連絡がない限りは参列は控えましょう。
香典や供物も辞退する案内がなされた場合には、ご遺族にも負担になるので送らないようにします。
後日、会う機会があれば、お悔やみの言葉を述べることや葬儀後、落ち着いた段階で電話やメールでお悔やみの言葉を伝えましょう。

家族葬での葬儀マナーのまとめ

家族葬と案内された場合、故人や遺族の職場関係者や友人は参列しないのがマナーです。
供物や香典もお断りの案内があれば、やはり控えましょう。
供花や弔電も基本的には送らず、気になる場合には事前に確認を取ります。
故人と親しい関係にあったなど、どうしても弔いをされたい方は、家族葬が終わって落ち着いた段階で、個人的に弔問することや香典を送るのがおすすめです。
そこまで親しい関係でなければ、後日お悔やみの言葉をかけるなど配慮するだけで十分です。

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